お腹のムダ毛は、実は性別を問わず気になっている人が多い部位のひとつです。女性の場合は、水着や夏服を着るときに気になったり、男性の場合は、陰部・下腹・へその周りにかけて生えるギャランドゥが気になる方は少なくありません。

お腹は手が届くためカミソリやワックスなどでの自己処理もできますが、これらは一時的な解決に過ぎず、肌トラブルにつながることもあります。そこで注目されているのが「お腹脱毛」です。お腹脱毛の方法にはサロンやクリニックでの施術から自宅でできるセルフ脱毛まで選択肢は多く、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

この記事では、お腹脱毛のメリットや効果、おすすめのお腹脱毛方法を紹介します。

お腹 脱毛

目次:

Part1.お腹脱毛のメリット・おすすめな理由7つ

お腹脱毛には、以下のようにたくさんのメリットがあります。

●水着や下着になるときに恥ずかしくない

●お腹の毛穴が目立ちにくくなる

●カミソリやワックスなどに比べて肌へのダメージを抑えられる

●自己処理の手間が減る

●コンプレックスを解消できる

●清潔感がアップし、好印象につながる

●衛生的になる

それぞれ詳しく解説します。

1.水着や下着になるときに恥ずかしくない

海やプールなど水着になるときや、ランジェリーの試着などでお腹の毛が気になってしまう方もいるでしょう。「彼と一緒にいるときに、お腹の毛がフサフサになっているのに気付いた」「水着になったときに剃り忘れでお腹の毛がヒゲみたいにチクチクしてて恥ずかしかった」など、失敗エピソードも耳にします。

お腹は普段見せることのない部分のため、処理をし忘れてしまいがちな部分。お腹脱毛をしておけば、どんなシーンでも毛を気にせずに過ごせることがメリットです。特に夏場は、おへそが見えるファッションや水着になる機会も増えるため、慌てなくていいように早めに対策しておくと、ムダ毛を気にせず快適に過ごせるでしょう。

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2.お腹の毛穴が目立ちにくくなる

自己処理(剃る・抜くなど)でのお腹の毛の処理を続けると、毛穴が開いたように見えたり、黒ずみができたりすることがあります。特に、カミソリを使った処理では剃った毛の断面が黒く残って、毛穴の黒ずみやブツブツとなって目立ってしまうケースも少なくありません。お腹脱毛をすることで、黒いポツポツが目立たなくなる効果も期待できます。

3.カミソリなどによる自己処理よりも肌へのダメージを抑えられる

カミソリや毛抜き、ワックスなどを使った自己処理は安いうえに手軽ですが、あくまで一時的な効果となるため繰り返すことで、どうしても肌に負担がかかってしまいます。カミソリ負け・切り傷・ワックスによる刺激、埋没毛(埋もれ毛)、色素沈着など、頻繁な自己処理には肌トラブルリスクがつきものです。

一方、医療脱毛サロン脱毛での施術や、家庭用脱毛器でのケアは、カミソリやワックスのような方法に比べて肌へのダメージを抑えられる傾向にあります。カミソリやワックスで肌荒れを起こしてしまいがちな敏感な肌の方にこそ、お腹脱毛がおすすめです。

4.自己処理の手間を減らせる

毎日カミソリで剃ったり、ムダ毛が伸びてきていないかのチェックが面倒という方は多いでしょう。お腹脱毛をしておくことで、自己処理の手間を減らせることも大きな魅力です。お腹脱毛を続けると、自己処理の頻度が減り、時間と手間を節約できます。

「毎日自己処理するのが面倒…」「ムダ毛処理の手間を減らしたい」という方に、お腹脱毛はぴったりの方法です。

5.コンプレックスを解消できる

お腹の毛の濃さや多さには、個人差があります。中には遺伝や男性ホルモン、生活習慣などの影響によってお腹の毛が濃い人や多い人もおり、周囲の目が気になったり、友達から指摘されてコンプレックスになったりしてしまっている方もいます。お腹脱毛でお腹まわりがすっきりすると、コンプレックス解消につながるでしょう。

6.清潔感がアップし、好印象につながる

お腹脱毛でムダ毛がすっきりすると、清潔感アップにつながることもメリットです。近年は男性の美容への関心が高まっており、女性側も男性の脱毛に前向きな姿勢を示す人が増えています。そのため、体毛を整える男性に対して好意的な印象を抱く女性が多いようです。

7.衛生的になる

男性の場合、お腹の毛(ギャランドゥ)が毛深い方もいますが、毛があることで汗や皮脂がたまりやすく、ニオイの原因になることもあります。お腹脱毛で毛量を減らすことにより、ムレやニオイの軽減、肌の通気性アップ効果が期待できます。特に、夏場やスポーツの習慣がある方の場合、快適に過ごしやすくなるでしょう。

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Part2.お腹脱毛の効果について

お腹脱毛を検討する際に気になるのが、「本当に効果が出るのか」「何回くらい通えばいいのか」といった疑問です。ここでは、お腹脱毛の効果に関する疑問について詳しく紹介します。

1.お腹脱毛は効果ない?

お腹脱毛は効果がない」という声を聞いて、不安になっている人もいるかもしれません。しかしこれは誤解で、脱毛方法・毛質・機器・照射回数などにより効果の出方に差がある、というのが実際のところです。お腹の毛を含め、人間の体毛は成長サイクル(毛周期)に沿って生え変わるため、1回の施術ですべてを処理できるわけではありません。

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特に産毛のように細い毛はレーザーや光に反応しづらいことがありますが、回数を重ねることで少しずつ効果を実感している方もいるため、しっかり定期的にケアすることが大切です。なお、永久脱毛(施術後に生えてくる毛の本数が以前より減り、その状態を長期間維持できること)ができるのは、医療脱毛のみです。光脱毛の場合は、減毛・抑毛効果が目的になります。

2.お腹脱毛で必要な回数は何回?

お腹脱毛に必要な回数は、毛質や毛量、脱毛方法などによって変わるため、必要回数は人によって異なります。一般的な目安としては、クリニックの医療レーザー脱毛なら5〜8回程度、サロン脱毛は15回以上が目安とされています。なお、上記の回数はあくまで目安です。クリニックやサロンに通う費用や手間が気になる場合は、自分のペースでケアできる家庭用脱毛器を検討してみるのもおすすめです。

家庭用脱毛器の場合、自宅で安全に使用できるよう出力は抑えられていますが、繰り返すことで自分のペースでムダ毛ケアができます。推奨頻度を守って適切に使用しましょう。

Ulike AirPro S IPL 家庭用脱毛器

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Part3.お腹脱毛の範囲はどこからどこまで?

お腹脱毛で対象となる範囲はクリニックやサロンによって異なりますが、一般的には「胸のアンダーラインから腰骨(骨盤あたり)」を指すことが多いようです。お腹周りは細い毛もあれば剛毛もあるため、「お腹」や「へそ周り」、「へそ下(ギャランドゥ)」など細かく分けられていることもあります。

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通常、お腹脱毛の範囲に「脇腹(お腹の側面)」も含まれますが、あまり背中に近い部分は、背中の脱毛範囲となることがあります。また、毛が濃い方の場合、部位によっては上下の毛がつながっていることもあり、施術範囲をしっかり確認しておかないと不自然な仕上がりになってしまう可能性があります。どの範囲まで照射が行われるのか、事前のカウンセリングで具体的に確認しておきましょう。

Part4.お腹脱毛の方法

お腹脱毛の方法にはさまざまな種類がありますが、大きく分けると「クリニック・サロンでの脱毛」と「自宅で行うセルフ脱毛」の2つがあり、それぞれ特徴は異なります。ここでは、それぞれお腹脱毛の方法の特徴やメリット・デメリットを紹介します。

1.お店(クリニック・サロン)で行う

現在では、医療脱毛を行うクリニックや、光脱毛を行うサロンが数多くあります。

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お店でのお腹脱毛は、スタッフが施術してくれることが大きな特徴です。事前のムダ毛処理は必要ですが、施術台に横になっているだけで施術が完了するため、楽にお腹脱毛ができます。一方、お店での脱毛は、費用が高い、複数回通い続けなければいけない、予約が取れないことがあるというデメリットもあります。一般的に複数回コースの方がお得になりますが、コースの場合その分費用が大きくなり、費用負担を感じる方もいるでしょう。

最近は、施術回数が残ったまま契約中のエステサロンが倒産してしまうケースも見られ、このような点でも不安を感じている方もいるかもしれません。

2.自宅(セルフ)で行う

最も手軽なお腹のムダ毛処理の方法が、自宅でセルフで行う方法です。セルフでのケア方法はさまざま(詳しくは後述)ですが、いずれの方法もクリニックやサロンに比べて、コストを抑えられることがメリットです。また、わざわざ予約をしたりお店に足を運ぶこともなく、自宅で手軽にお腹のムダ毛処理ができることも、忙しい毎日を送る人に取っては大きな魅力でしょう。ただし、セルフで行う場合、自分でお手入れする必要があります。また、カミソリや毛抜きなど、処理方法によっては肌に負担をかけてしまうことがあるため、注意が必要です。

Part5.セルフでのお腹脱毛の方法

セルフでのお腹脱毛方法にはいくつかの手段があります。

●電気シェーバー

●カミソリ

●毛抜き

●ワックス

●除毛クリーム

●家庭用脱毛器

ここからは、それぞれの特徴を比較してみましょう。

1.電気シェーバー

電気シェーバーは、手軽にできるセルフでのムダ毛処理方法の一つです。即効性はありますが、表面の毛を剃るだけなので、根本的な毛量減少は難しいです。肌への負担は低めですが、剃り跡が残ることがあります。

2.カミソリ

セルフでできるムダ毛処理で最もポピュラーな方法が、カミソリを使った方法でしょう。カミソリはドラッグストアやコンビニなどどこでも入手でき、安くて手軽にできることがメリットです。しかし、切り傷・カミソリ負け・黒ずみなど肌トラブルのリスクがあり、頻度が高いと肌が荒れやすくなります。

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3.毛抜き

毛抜きも安くて手軽な方法ですが、1本ずつ抜くため、手間がかかります。また、肌に負担をかけたり、毛穴の拡張、炎症・埋没毛を起こしたりするリスクがあります。

4.ワックス

ブラジリアンワックスなど脱毛ワックスは、毛根から引き抜く方式なので、一時的ではあるもののツルツルになります。ただし痛み・肌刺激が強めで、敏感肌の方には向いていません。また、アレルギー反応が出る可能性もあります。

5.除毛クリーム

除毛クリームとは、化学的に毛を溶かす方法です。ムダ毛の主成分であるタンパク質を溶かす成分が配合されており、これによってムダ毛を処理します。手軽ですが、皮膚の刺激になり、かぶれや赤みのリスクがあります。

関連記事:除毛クリームはメンズにも効果ある?おすすめメンズ除毛クリームや使い方を紹介

6.家庭用脱毛器

家庭用脱毛器は、主にIPLやSHRと呼ばれる方法で、自宅で手軽にお腹のムダ毛ケアができるアイテムです。家庭用脱毛器も他の方法と同様に、赤みや皮膚の炎症などのリスクはゼロではありませんが、他の方法に比べると肌へのダメージに配慮されている傾向にあります。

Ulike X+ IPL家庭用脱毛器

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Part6.セルフでお腹の毛を脱毛するなら家庭用脱毛器がおすすめ!

お腹の毛を脱毛したい方には、家庭用脱毛器でのケアがおすすめです。一度購入すればランニングコストを抑えられ、自宅で自分のペースでムダ毛ケアができるので、忙しい方やお店に通う手間をかけたくない方に選ばれています。冷却機能や自動パワー調整機能が備わっている機種も多く、肌への負担に配慮された設計です。

ここでは、お腹脱毛にぴったりな家庭用脱毛器を紹介します。

1.女性におすすめ『Ulike Air10』

Ulike Air 10 IPL光美容器』は、サロンにならいSHRモード(※1)を搭載したUlikeシリーズの人気モデルです。

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独自の放熱システムを搭載したサファイア冷感技術で、気になる痛みにもしっかり配慮。30分間連続で照射しても肌温度を16℃以下(※2)にキープしつつ、「冷たすぎない」ひんやり感にこだわり、デリケートなお腹部分のムダ毛ケアを心地よい時間に。Fastモード・Normalモード・Highモード・SHRモードの特徴の異なる4つのモードを搭載し、お腹はもちろん顔やVIOなど全身に対応可能です。

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全身でもわずか8分(※3)の時短ケアができるため、お腹のムダ毛ケアをスピーディーに行いたい方にもぴったりです。

2.男性・剛毛におすすめ『Ulike X+』

Ulike X+ IPL光美容器』は、メンズの太い毛や剛毛ケアに特化した、Ulike史上最高パワー28J(※4)の家庭用脱毛器です。

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剛毛も1週間という短期間で効果実感(※5)したケースもあり、お腹の他、胸毛ヒゲなどを自己処理したい方に選ばれています。メンズの毛は太いため、ムダ毛ケア時には痛みが気になるもの。

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Ulike X+ IPL光美容器』では、肌に配慮したSHRモード(※1)を搭載しており、ハイパワーな光を細かく蓄熱分割照射することで、肌への刺激を抑えつつ、強力にアプローチします。サファイア冷感技術も搭載し、照射ヘッドを肌に当てるだけでお肌をひんやり冷却しながらそのままムダ毛ケアが可能です。

Part7.お腹脱毛についてのよくある質問

ここでは、お腹脱毛についてのよくある質問を紹介します。

Q:お腹脱毛後に毛が濃くなることはある?

お腹脱毛では、毛が太くなる「硬毛化」や、毛が増える「増毛化」が起こることがあります。硬毛化・増毛化が起こる詳しいメカニズムははっきりはわかっていないものの、可能性としては低いとされています。

Q:お腹脱毛は痛い?

お腹脱毛の痛みの感じ方は個人差がありますが、太い毛が密集している場所では、やや「チクッ」と感じやすく、産毛が多い場所では比較的痛みは軽い傾向です。快適にケアできるよう、冷却装置や麻酔クリームなど、痛みを軽減する配慮がされていることが多いです。

まとめ

お腹は普段見えない部分だからこそ、うっかりケアをし忘れてしまいがちな部分です。お腹脱毛で毛をスッキリさせておくことで、ムダ毛や剃り残しを気にせず安心して過ごすことができるでしょう。お腹のムダ毛を処理する方法はさまざまで、メリット・デメリット、コストはそれぞれ異なります。

基本的に定期的なケアが必要になるため、肌への負担・ケアのしやすさ・コスト・手軽さや続けやすさなどを考慮して、自分にぴったりの方法を探してみましょう。自分のペースでお腹のムダ毛ケアをしたい場合は、自宅で手軽にできる家庭用脱毛器を選ぶのもおすすめです。自分が無理なく快適に続けられる方法を選んで、理想のツルツル肌を目指しましょう。

(※1)照射モードのひとつ。一回照射で、4回連続フラッシュするというIPL蓄熱式照射技術を指す。
(※2)国際認証機関CVCによる試験結果。
(※3)国際認証機関CVCにて、160㎝の男女3名を対象とした試験結果。お手入れにかかる時間には個人差があります。
(※4)国際認証機関CVCによる試験結果。
(※5)国際認証機関SGSによる報告:GZCPCH24001216-01S1_CN。トリートメントスケジュールに従って週3回使用した場合。効果には個人差及び部位差があります。