医療機関でのみ受けられる高出力な脱毛法として知られているレーザー脱毛は、ムダ毛の自己処理に悩む方にとって魅力的な選択肢です。しかしその一方で、クリニックに何度も通ったり、料金が高額になったりして、ハードルを感じている方も多いのではないでしょうか。そのような方におすすめなのが、近年大きく進化し、さらに手軽に脱毛ケアができるようになった家庭用脱毛器です。

この記事では、レーザー脱毛の基本的な情報と家庭用脱毛器という選択肢について紹介します。おすすめの家庭用脱毛器ランキングやよくある質問も紹介いたしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次:

Part1. レーザー脱毛とは?基本と仕組みを理解しよう

レーザー脱毛とは、医療機関で受けられ、永久脱毛に近い効果を得られるとして人気のムダ毛処理方法です。ここでは、レーザー脱毛の基本的な情報を紹介します。

レーザー脱毛の仕組みと効果

レーザー脱毛は、毛根に含まれるメラニン色素に反応するレーザー光を照射し、毛母細胞を破壊することで毛の再生を抑制する医療行為です。

毛周期(毛の成長サイクル)に合わせて高出力のレーザーを複数回照射することで、硬く太い毛にも高い効果を発揮します。

レーザー脱毛と光脱毛の違い

医療機関で行うレーザー脱毛は、単一波長のレーザー光を強力に照射し、毛根にダメージを与えることで脱毛する方法です。永久脱毛に近い効果を得られるのが特徴です。ただし、出力が高い分肌への負担もゼロではありません。肌が弱い方や敏感肌の方は、事前に医師へ相談することをおすすめします。

それに対してエステサロンなどで受けられる光脱毛(IPL)は、広帯域の光を弱めに照射して除毛・減毛するため、永久脱毛はできませんが、痛みが少なく肌への負担も軽くて済みます。医療レーザー脱毛が協力で短期間に効果を出せる一方、光脱毛は通いやすさと手軽さがメリットだといえるでしょう。

レーザー脱毛の痛み・副作用

一般的に、レーザー脱毛の痛みは輪ゴムで弾かれたような痛みと表現されます。特に濃い毛が多い脇やVIOなどは痛みを感じやすいでしょう。また、一時的な赤みやひりつき、毛嚢炎などの副作用のリスクも伴います。医療機関では医師が施術を行い、万が一トラブルが起こった際も、症状に応じた適切な処置が可能です。

通う回数や期間の目安

医療機関でのレーザー脱毛の施術では、医師によるカウンセリング後にレーザーを照射し、施術後は肌の炎症や赤みを抑えるケアを行います。

効果は一般的に5〜8回の施術で実感でき、1〜1年半程度通うケースが多いです。通院ペースは1〜2ヶ月に1回、部位によってはさらに長い期間あける必要があり、比較的長期間通院するため、時間的な負担を感じる場合もあるでしょう。

レーザー脱毛の費用相場

レーザー脱毛の費用相場は、顔・VIOを除く全身脱毛5回コースで10〜30万円、20万円程度のところも多いです。顔・VIOを含む全身脱毛の場合はもう少し高額になり、5回コースで20〜40万円以上かかる場合もあります。なお、エステサロンで受けられる光(IPL)脱毛の費用相場は顔・VIOを含む全身脱毛12回コースで20〜40万円程度です。

サロン脱毛は、長期にわたって継続して通う必要があるため、1回あたりの費用は医療脱毛と比べて安くなります。

関連記事:エステ脱毛 VS 医療脱毛!痛み、効果および費用の違いを解説【完全比較】

Part2. 脱毛には家庭用脱毛器という選択肢もある

レーザー脱毛に興味はあるけれど、時間もコストもできるだけかけたくないという方におすすめなのが、光(IPL)や低出力のレーザーを用いた家庭用脱毛器です。ここでは、家庭用脱毛器の種類や仕組み、医療レーザー脱毛との効果の違い、メリットについて紹介します。

家庭用脱毛器の種類と仕組み

家庭用脱毛器には、主にフラッシュ式光美容器・レーザー式光美容器・ローラー式の3種類があります。

◎フラッシュ式光美容器は、サロン脱毛で使用されている機器と同じIPLを用いたタイプです。さまざまな波長の光を照射して、抑毛・減毛を目指します。

◎レーザー式光美容器は医療脱毛で使用されているのと同じタイプで、パワーは強めですが、フラッシュ式より痛みを感じやすいのが特徴です。

◎フラッシュ式光美容器・レーザー式光美容器ともに、出力は家庭用に低めに設定されています。

◎ローラー式は毛を絡め取って引き抜くタイプで、一時的に毛がなくなるものの、薄くはなりません。

医療レーザー脱毛との効果の違い

医療機関で受けられるレーザー脱毛は、高出力で永久脱毛に近い効果を得られるのが特徴です。

一方、家庭用脱毛器は安全に使用できるように出力が抑えられているため、効果は緩やかで継続的な使用が求められます。また、永久脱毛効果は得られませんが、肌に優しいのが魅力です。

家庭用脱毛器のメリット

家庭用脱毛器のメリットは、自宅で好きなときに脱毛できる自由さです。

通院の手間もなく、誰にも見られずにデリケートゾーンまで処理できるため、忙しい方や人目を気にする方にとっては使い勝手がよい選択肢だといえるでしょう。また、価格も1〜10万円台と幅広く、自分のお財布事情に合わせて選択でき、1度購入すれば、長期間にわたって繰り返し使用できるコストパフォーマンスの高さも魅力です。モデルによって出力調整が可能なもの、冷却機能付きで使いやすいものなど、異なる特徴があるため、自分に合った家庭用脱毛器を選びましょう。

Part3. 家庭用脱毛器で手軽に脱毛!おすすめランキング

ここでは、忙しい方でも自宅で手軽に脱毛できる家庭用脱毛器のおすすめランキングを紹介します。

1. Ulike Air 10 IPL光美容器

Ulike Air 10 IPL光美容器』は、特許取得の3.0サファイア冷感技術と26J(※1)の高出力で、肌への刺激を抑えながら、効率的にケアできる家庭用脱毛器です。

最短0.25秒の高速フラッシュ(※2)や自動連射機能(※3)、3.9cm2の照射面積により、全身の処理も短時間で完了。1週間(※4)で変化を感じられる方もいます。

モードが調整でき、VIOやヒゲなどのデリケートな部位にも対応しているため、性別を問わず忙しい毎日の中で本格的なムダ毛ケアを続けたい方にぴったりです。

2. Ulike AirPro S IPL光美容器

Ulike AirPro S IPL光美容器』は、手に取りやすい価格とコンパクトかつ軽量なデザインが魅力の家庭用脱毛器です。

最大22J(※5)のハイパワーと多彩な機能を備え、2週間(※4)でムダ毛が少なくなるのを実感できます。また、独自のサファイア冷感技術により、30分の連続照射でも肌が熱くならず、快適にケアできるのも特徴です。最大90万回(※6)照射可能となっているため、パートナーや家族とシェアするのもおすすめです。

3.Ulike X+ IPL光美容器

Ulike X+ IPL光美容器』は、最大28J(※5)のハイパワーとダブルランプ構造を備えた家庭用脱毛器です。

独自のサファイア冷感技術により、照射時の痛みが緩和(※7)されるため、脱毛初心者でも快適に使えます。SHRモードやスキンセンサーなども搭載していて、肌に合わせた安全なケアが可能です。高速連射機能を活用すれば、全身のムダ毛処理も約8分(※8)で完了。自宅で手軽に本格的な脱毛を始めたい方におすすめです。

4.パナソニック スムースエピ ES–WP9A

パナソニック スムースエピ ES–WP9Aは、ダブルランプのハイパワー設計と広い照射面積により、全身を効率よくケアできる家庭用脱毛器です。スキンセンサーが肌色に合わせておすすめの照射レベルを自動検知するため、初めての方でも安心して使えます。

連続照射や美肌ケア機能も搭載し、VIOや顔にも対応。男女問わず自宅で脱毛したい方におすすめです。

5.リファ エピ クール

リファエピクールは、冷却機能『アイストーニングシステム』を搭載し、照射面を約10度に保つことで、刺激を和らげながらケアできる家庭用脱毛器です。独自のGentle IPLと美肌アタッチメント付きで、ムダ毛と同時に肌のケアも可能。肌色センサーも備えていて、安全性が高いのが特徴です。

VIOや顔などの幅広い部位に対応しているため、1台で全身ケアしたい方、痛みに敏感な方に向いています。

Part4.家庭用脱毛器に関するよくある質問

Q1:家庭用脱毛器はどのくらいの頻度で使うのが効果的ですか?

A:処理する場所や使用する機器によっても異なりますが、最初は1〜2週間の間隔で使い続けるのがおすすめです。ある程度の回数使用して効果を実感し始めたら、徐々に処理する間隔をあけていき、脱毛したい部位の毛周期(毛の成長期)に合わせた頻度で照射しましょう。

Q2:家庭用脱毛器はVIOなどのデリケートゾーンにも使えますか?

A:すべての家庭用脱毛器が当てはまるわけではありませんが、IPL方式の脱毛器は、VIOにも使えるものが多いです。ただし、機種や説明書によって対応部位が異なるため、VIOの処理も行いたい場合は購入前に確認してください。

肌が薄く敏感な部分であるため、VIOに使用する場合は説明書に記載されている出力レベルを守り、パッチテストを行うことが大切です。

Q3:家庭用脱毛器の効果はいつ頃から実感できますか?

A:効果を実感できる時期には個人差がありますが、一般的には4週間程度で効果を感じ始め、3〜6ヶ月の継続使用で徐々に毛が細くなったり減ったりするのを感じられる方が多いです。ただし、使用する機器によっては、さらに早く効果を感じられる可能性もあります。

例えば、Ulike Air 10 IPL光美容器は、使用開始から1週間で毛髪密度が77.4%減少、2週間で97.47%減少(※9)という結果が出ているため、機器の選び方でより早く効果を実感できる可能性が高まります。

Q4:家庭用脱毛器の使い方で気をつけるポイントはありますか?

A:基本的な注意点として、照射前は必ず毛を剃ること・肌状態がよいときに使用すること・出力は肌の反応を見ながら調整することが挙げられます。照射後は保湿と紫外線対策を丁寧に行いましょう。

また、使用中に痛みや赤みが強く出ている場合は無理せず使用を中止し、肌トラブルがあれば医師に相談してください。

Q5:家庭用脱毛器と医療レーザー脱毛のどちらを選んだらよいですか?

A:家庭用脱毛器と医療レーザー脱毛にはどちらもメリットとデメリットがあり、自分のライフスタイルや目的によって適切な選択をすることが大切です。

家庭用脱毛器がおすすめなのは、自宅で自分のペースで脱毛したい方やコストを抑えたい方、部分的に繰り返しケアしたい方、クリニックに通う時間が取りにくい方などです。一方、医療レーザー脱毛は、短期間で確実な効果を得たい方やプロによる施術を受けたい方、トラブル時も医師によるケアを受けたい方などが向いています。

まとめ

レーザー脱毛は、高い効果が期待でき、永久脱毛に近い効果が得られる方法です。ただし、費用や通院の負担がネックになることもあります。家庭用脱毛器なら、予算に合わせて購入でき、自分の好きなタイミングでムダ毛ケアができるため、検討してみるのもひとつの方法だといえます。自分のライフスタイルに合った方法で、無理なくムダ毛ケアを続けていきましょう。

(※1)Ulikeの家庭用光美容器内で。SHCモードによる出力。
(※2)国際認証機関CVCにより、SHCモードで1秒に4回フラッシュする際の平均間隔を0.25sとした結果。
(※3)SHRモードは自動連続照射できません。
(※4)トリートメントスケジュールに従って週3回使用した場合。効果には個人差および部位差があります。
(※5)国際認証期間CVCによる試験結果。
(※6)Ulikeの耐久性試験結果。実際の寿命は環境条件や使用方法によって異なる場合があります。
(※7)痛みの感じ方には個人差と部位差があります。
(※8)国際認証機関CVCにて、160cmの男女3名を対象とした試験結果。(お手入れにかかる時間には個人差があります。)
(※9)国際認証機関SGSにて、19〜54歳の女性32名を対象とした前腕の試験結果です。

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