ヒゲや体毛の処理に悩む男性が増える中、「見た目の清潔感を保ちたい」「毎朝のシェービングを減らしたい」といった理由から、自宅で手軽に使えるメンズ脱毛器への関心が高まっています。かつては女性向けの印象が強かった家庭用脱毛器ですが、近年は出力性能や照射スピード、安全機能など、男性の毛質や肌にも配慮したモデルが多数登場。選択肢が大きく広がっています。そこで本記事では、人気のメンズ家庭用脱毛器を比較しながら、ヒゲ・VIO・すね毛など部位別のおすすめや脱毛器選びのポイント、よくある疑問まで丁寧に解説。ぜひ自分に合った1台を見つける参考にしてください。

 

 

目的別に見る!メンズ脱毛器おすすめ5選

男性向けの家庭用脱毛器は、ヒゲやVIO、剛毛など目的や使用部位に応じて選ぶべきポイントが異なります。ここでは、出力・冷却機能・操作性・安全性に着目して、それぞれのニーズに応じたおすすめモデル5選を紹介します。

ヒゲ・剛毛に悩む人に|Ulike Men IPL光美容器|税込71,800円

Ulike Men IPL光美容器」は、男性特有の太く濃い毛に対応するモデルです。最大出力は25ジュールで、特にヒゲやすね毛といった毛量の多い部位にもしっかりとアプローチが可能。本体にはサファイア冷感技術が搭載されて、照射時の熱感をやわらげながら快適にケアができます。

また、肌の色や状態に応じて自動で出力を調整するスキンセンサーも搭載。安全性と使いやすさを両立しています。

黒を基調とした洗練されたデザインと、男性の手にもなじみやすいフォルムも大きな魅力。剛毛ケアを自宅で効率的に行いたい方に適した1台です。

VIOやデリケートゾーンにも|Air 2  IPL光美容器|税込58,000円

Air 2  IPL光美容器」は、VIOなどデリケートな部位のケアを考えている方にぴったりのモデル。本体はコンパクトで軽量な設計となっており、手の届きにくい部位にも無理なく使えるのが特長です。

照射面には独自の「2.0サファイア冷感技術」を採用。照射と同時に肌表面を冷却できるため、熱による刺激を抑えながら快適な使用感が得られます。

最大出力は21ジュールとやや控えめですが、光をやさしく届けることで敏感肌にも配慮された仕様。繊細な部位に適したアタッチメントも付属しているので、安全かつ効率的にVIOケアを進めることができます。

肌へのやさしさを求める人に|ブラウン シルクエキスパート Pro5|税込103,799円(PL5387)

ブラウン シルクエキスパート Pro5」は、使用中の痛みや肌への負担が気になる方に支持されています。

毎秒80回肌の色を読み取り、連射中も1照射ごとに最適なパワーに自動調節。照射の強さを調整する手間がいりません。

1秒間に2回の高速フラッシュで、広い照射面で広範囲を一気にケアできるので、全身脱毛にも向いています。

連続照射によるスムーズな操作感と、肌へのやさしさを両立した設計は、脱毛器が初めてという方にもおすすめです。

濃い毛にも強力アプローチ|ケノン(KE-NON)|税込79,800円

ケノン(KE-NON)」は、出力性能を重視する方から長年支持を集めている人気モデル。

最大照射エネルギーは35Jで、ヒゲや脚、胸毛などの濃く太い毛にもしっかりアプローチできる仕様です。

カートリッジ交換式で、用途に応じたアタッチメントを使い分けられる点も特長のひとつ。冷却機能は搭載されていないため、保冷剤などを使用しながら照射をする必要はありますが、パワフルな照射を求める方には適しています。

知名度が高く、レビュー数が多いのも安心のポイントです。

スタイリッシュ&美肌ケアも|MYTREX MiRAY/MYTREX MiRAY AIR|税込85,800円/税込49,500円

MYTREX MiRAY」および「MYTREX MiRAY AIR」は、見た目のスマートさと多機能性の両立で人気のモデル。

美顔器機能やLEDモードが搭載され、ムダ毛ケアと同時に肌のコンディションも整えられるのが大きな特徴です。

コンパクトで操作性が良く、はじめての脱毛器としても扱いやすいのも魅力。スタイリッシュなデザインや持ち運びやすさを重視する方、自宅でのセルフケアに加えてスキンケアにも関心のある方にとって、魅力的な選択肢です。

メンズ脱毛に「Ulike」が選ばれる理由とは

男性のセルフ脱毛が広がる中で、数ある家庭用脱毛器の中でも「Ulike(ユーライク)」が高く支持されているのには理由があります。ここでは、ブランドの信頼性や独自の冷却技術、男性ユーザーからの評価など、Ulikeが選ばれる根拠を整理してご紹介します。

世界No.1の実績を誇る光美容器ブランド

Ulikeは2013年に創業した光美容器専門のグローバルブランドです。

2025年現在、累計販売台数は700万台を突破。家庭用光美容器の分野では世界No.1の販売実績を持ち(*1)、その技術力と安全性は広く認められています。

とくにアジア市場では、美容機器のリーディングブランドとして人気を誇り、日本でも支持を拡大しています。

冷却×高出力で、男性の剛毛にも「痛くないケア」

Ulikeの大きな特長のひとつが、照射面に冷却サファイアクリスタルを搭載した「サファイア冷感技術」。照射と同時に肌を冷やすことで、刺激をやわらげながらのケアが可能です。

最大出力は21〜25Jとパワフルで、ヒゲやすね毛、VIOなど毛が太く痛みを感じやすい部位でも快適な使用感を実現(*2)。

モデルによっては冷却性能がさらに強化された仕様もあり、痛みへの配慮としっかりとした照射力を両立しています。

男性ユーザーが支持する「続けられる3つの理由」

Ulikeの脱毛器は、ユーザーからの評価も高く、「続けられる理由」が明確です。

第一に、冷却による痛みの軽減による継続使用のハードルの低さ。

第二に、照射スピードが速く、全身でも10〜15分ほどで完了する時短性。

第三に、ヒゲやVIOといった部位ごとに出力やモードを調整できる柔軟さ。

この「続けられる理由」で、太く固い毛のケアや細かなパーツケアも無理なく継続できます。

はじめてでも安心!家庭用脱毛器の選び方とチェックポイント

家庭用脱毛器は製品によって性能や特徴が大きく異なるため、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も少なくありません。とくに初めての購入で失敗しないためには、自分の肌質や使用部位に合った機能や仕様を見極めることが大切。ここでは、選ぶ際に注目すべき5つのチェックポイントを紹介します。

脱毛器選びで最も重要な「照射パワー(J数)」とは

照射パワー(ジュール数)は、脱毛器の出力性能を示す目安のひとつ。

一般的に、数値が高いほど毛根へのアプローチ力が強まるとされ、ヒゲやすね毛などの濃い毛に悩む方には、比較的高出力なモデルが選ばれる傾向があります。

とはいえ、数値だけで効果が決まるわけではありません。製品の特性上、肌へのやさしさとのバランスも重要です。

とくに初めて使用する方は、出力調整ができるモデルや、段階的に照射強度を設定できる機種を選ぶと安心。なお、出力の表記はメーカーごとに差があるため、単純な数値比較には注意が必要です。

照射スピードで「時短ケア」ができるかを確認

家庭用脱毛器を選ぶ際には、照射スピードも見逃せないポイント。

一般的に、0.2〜1.0秒ほどの間隔で連続照射ができるモデルが多く、速いほど広範囲のケアを短時間で済ませることができます。

全身や足など、面積の広い部位に使用したい方にとっては、時短性能の高さが日々の使いやすさに直結するため忘れずにチェックを。

一方で、連続照射が速すぎる場合、照射漏れやムラにつながることもあります。適切なペースで使える機種を選ぶと安心。ケア時間の目安なども比較検討の際に参考になるでしょう。

冷却機能は肌トラブル防止の鍵

冷却機能の役割は、脱毛器の照射時に起こる熱や刺激から肌を守ること。とくにVIOや顔などの皮膚が薄く敏感な部位では、照射と同時に冷却ができるモデルを選ぶことが快適な使用感につながります。

冷却機能の有無によって肌の負担が変わると感じるユーザーも多く、痛みに敏感な方やはじめて脱毛器を使う方は、冷却性能付きの製品から選ぶという方法も

Ulike製品に搭載されている「サファイア冷却」などの照射面を直接冷やすタイプは、使用中の熱感をやわらげやすいとされています。快適さと安心感の両立に配慮したい方は忘れずにチェックしておきたい機能です。

スキンセンサーやモード切替など安全性の有無

家庭用脱毛器には、肌にやさしく使うための安全機能が搭載されているモデルもあります。

たとえばスキンセンサー付きの機種は、肌色や肌の状態に合わせて自動で照射レベルの調整が可能。出力設定に不安がある方でも安心です。

自動調整でなくとも、出力モードを細かく切り替えられるタイプであれば、部位ごとに照射の強さを変えて使うことができます。

また、肌から離れると照射が止まる設計なども、安心して使い続けるための工夫のひとつ。安全機能の有無をチェックすることで、使用時のストレスを軽減できるでしょう。

価格帯とコストパフォーマンス

家庭用脱毛器の価格は、性能や付属品の内容によって大きな幅があります。

購入時の金額だけでなく、ランプ交換の必要性や1回あたりの照射コストなども含め、総合的なコストパフォーマンスを考えた製品選びが大切です。

購入時の金額が多少高額だったとしても、照射回数が多いカートリッジ一体型のモデルであれば、トータルで見ると割安になることも。

また、アタッチメントの種類や本体の使い勝手なども、価格に見合った価値を感じられるかどうかの大切なポイント。

「価格だけ」で判断するのではなく、「使い続けられるかどうか」という視点も大切です。

脱毛器に関するよくある質問

家庭用脱毛器を検討するにあたって、「本当に効果があるの?」「肌トラブルの心配はない?」といった不安を抱く人は少なくありません。ここでは、安心して使い続けるために知っておきたい情報をQ&A形式で紹介します。

Q.どれくらいの頻度で使えばいい?

A.脱毛器の使用頻度は製品によって異なりますが、多くの家庭用モデルでは、最初の1〜2か月は週2〜3回程度の使用が推奨されています。その後、毛量や肌の状態に応じて2〜4週間に1回のペースに切り替えるのが一般的。

たとえばUlike製品では、使用開始から1カ月目は週3回、2カ月目以降は週2回、3カ月目以降は2週間〜1カ月に1回との照射が推奨されています。

ヒゲやVIOなど毛が濃く生え変わりが早い部位は、比較的こまめなケアが効果的とされる一方、過度な照射は肌の負担になることも。製品ごとの推奨頻度を守ることが大切です。

Q.痛みや肌トラブルは大丈夫?

A.家庭用脱毛器は、エネルギーの高い光を肌に照射するため、部位や肌質によっては「ピリッ」とした刺激を感じることがあります。

とくにヒゲやVIOのように毛が太く密集している部位では、照射時の熱感をより感じやすい傾向に。

こうした不快感を軽減するためには、冷却機能付きのモデルを選んだり、事前に保冷剤などで肌を冷やすといった工夫が有効です。また、日焼け直後の肌や乾燥している部位への照射は避けることが大切。

初回は出力を低めに設定し、肌の反応を見ながら慎重に使い始めるのが安心です。

Q.家庭用脱毛器って本当に効果ある?

A.家庭用脱毛器は、一定の期間継続して使うことで、毛の量や生え方に変化を感じる方が多いとされています。

ただし、医療機関で行う永久脱毛とは異なり、即効性や完全な脱毛効果を目的としたものではありません。あくまでセルフケアとして「毛が生えるスピードが遅くなった」「ヒゲ剃りの頻度が減った」など、日常の負担を軽減するためのアイテムと考えるのがおすすめ。

効果の感じ方には個人差がありますが、毛周期に合わせて一定期間使い続けることで、少しずつ変化を実感しやすくなります。

メンズ脱毛器は「継続」が鍵!効果的な使い方をチェックして

家庭用脱毛器を使用するうえで、効果を感じるためにもっとも大切なのが「継続して使うこと」。

照射後すぐに大きな変化を期待するのではなく、毛周期に合わせて根気よくケアを重ねることが、毛量や毛質の変化につながります。

また、脱毛効果を引き出すには、照射する前後のスキンケアも欠かせません。保湿をしっかり行うことで、肌トラブルを防ぎつつ照射のムラも起きにくくなります。

さらに、日焼けした直後の肌や体調不良時は避けるなど、肌のコンディションに応じた判断も重要。焦らずじっくりケアを続けることが、家庭用脱毛器をうまく活用するコツといえそうです。

*1 *フロスト&サリバン調べ;2023年世界の光美容器の小売販売台数から算出。2024年10月に実施された調査に基づく。光美容器とは、レーザーやIPLといった技術を利用して無駄毛を処理する美容機器を指す。

*2 痛みの感じ方には個人差があります。