自宅で好きな時間にムダ毛ケアができる「家庭用脱毛器」。サロンや医療脱毛ほどの即効性はないものの、継続すれば確かな変化を感じられる美のお助けアイテムです。
そこでこの記事では、「本当に効果がある?」「VIOはどこまで使える?」そんな初心者さんの素朴な疑問にも答えながら、あなたの肌質や部位に合った一台が見つかる選び方を紹介します。おすすめ製品も徹底解説!家庭用脱毛器デビューを迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
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家庭用脱毛器の効果とは?
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永久脱毛はできる?
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フラッシュ式(IPL方式)
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レーザー式
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ローラー式
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ポイント1:「目的」や「部位」に合ったタイプ
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ポイント2:「照射パワー」と肌へのやさしさ
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ポイント3:冷却機能など「痛み」への配慮
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ポイント4:照射面積や重量などの「使いやすさ」
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ポイント5:コストパフォーマンス
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Ulike「Ulike Air 10 IPL光美容器」|高出力で時短ケア・初めてにもおすすめ|税込¥64,800
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Ulike 「Ulike Air 10 Pro IPL光美容器」|スキンセンサー付き販売店限定モデル|税込¥63,800
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Ulike 「Ulike Men IPL光美容器」|メンズ専用強力モード搭載|税込71,800円
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Ulike「Air2 Men IPL光美容器」時短ケア◎家族でシェア可|税込58,000円
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エムテック「ケノン」|国内製の安心感◎保冷剤必須△|税込79,800円
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ブラウン「ブラウン シルクエキスパート Pro5」|肌に優しく軽く速い|オープン価格
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ブラウン「ブラウン スキンアイ エキスパート Pro7」|AI搭載でまさにサロンケア|オープン価格
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創通メディカル 「Mytrex MiRAY」|DPL&IPLでダブル美肌ケア|税込85,800円
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創通メディカル「MiRAY Air」|コードレスで小回り抜群|税込49,500円
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パナソニック「スムースエピ スキンクリア」ES-WP9B|税込69,300円
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使用前の準備:丁寧なシェービング
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効果を引き出す使用方法:適切なレベル&適切な頻度
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使用後のケア:クールダウン&保湿
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安全に使用するための注意点
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Q1:家庭用脱毛器で一生脱毛(永久脱毛)はできる?効果はある?
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Q2:家庭用脱毛器は「がん」になる?
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Q3:痛みはどの程度ですか?
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Q4:VIO部分にも使用できますか?
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Q5:ほくろ部分に家庭用脱毛器を照射しても大丈夫?
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Q6:子供や若年層でも使用できますか?
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Q7:サロン・クリニックと比べて家庭用脱毛器はどんな違いがある?
Part7. 家庭用脱毛器おすすめまとめ|自分に合った家庭用脱毛器で効果的にケア
家庭用脱毛器の効果は?永久脱毛できる?
家庭用脱毛器は、自宅で手軽にムダ毛ケアができる便利なアイテムとして人気を集めています。脱毛サロンに通う時間や費用を節約でき、プライバシーを守りながら全身のケアができるのが魅力です。
家庭用脱毛器の効果とは?
家庭用脱毛器は主に「減毛」と「抑毛」の効果が期待できます。継続して使用することで、徐々に毛が薄くなり、生えてくるスピードも遅くなります。毛抜きやカミソリでの自己処理と違い、チクチク感が少なく肌への負担も軽減できるのが嬉しい特徴です。
最大の効果を得るには、週1〜3回程度の定期的なケアを目安にコツコツ取り組む必要があります。個人差はありますが、3〜6か月ほど継続すると、目に見える効果を実感できる方が多いようです。
永久脱毛はできる?
家庭用脱毛器では、永久脱毛はできません。家庭用脱毛器は安全性を考慮して出力が抑えられています。毛根を完全に破壊できるほどの強いパワーはないです。また、医療脱毛のように「毛が永久に生えない」を目指すものではないため、効果を維持するには継続が何より大切なポイントになります。
永久脱毛を希望する場合は、医師や看護師の資格を持つスタッフがいる医療脱毛クリニックでの施術を受けましょう。
家庭用脱毛器の主な種類
家庭用脱毛器には、主に3つのタイプがあります。それぞれ特徴を見ていきましょう。
フラッシュ式(IPL方式)
「フラッシュ式」は、広範囲に光を照射するタイプです。比較的痛みが少なく、短時間で広い範囲をケアできます。主な特徴としては、全身のムダ毛ケアができること、初めて脱毛器を使うときにも取り扱いやすいことです。家庭用脱毛器の中で最も主流となっています。
産毛などの薄い毛に対してのアプローチは難しく、全体的にムダ毛を目立ちにくくするのに向いています。
IPL技術とは>>>
レーザー式
「レーザー式」では、狭い範囲に高出力のレーザーを照射します。効果は高いですが照射範囲が狭いため、広い場所のケアには時間がかかるのはデメリットです。
ピンポイントで重点的にケアしたい方や、強い毛への効果を重視する方に向いています。使用時の痛みは「輪ゴムで弾いたような痛み」などと表現されます。
ローラー式
その名の通り、物理的に毛を挟み、ローリングして抜くのが「ローラー式」です。施術後すぐに「毛がなくなった!」変化を実感できます。毛根から毛を抜くため、次の毛が生えてくるまでの期間を延ばせるのが魅力です。
ただし、毛を無理に抜く仕組みであるため、他の2タイプと比べると痛みを強く感じます。比較的安価で購入でき、コスパは優れています。入浴時に使えるタイプも多く、トータルでは手軽に使えるのがメリットです。
家庭用脱毛器の選び方|5つのポイント
ここからは、家庭用脱毛器を選ぶときのポイントを5つに絞って解説します。
ポイント1:「目的」や「部位」に合ったタイプ
家庭用脱毛器は、それぞれ使える部位が異なります。アタッチメントがあると、特定の部位に対してより質の高いケアができることも。そのため、脱毛したい部位のケアができるかどうか、必ずチェックするようにしましょう。
男性のヒゲには対応できないものの、それ以外の部位なら男女ともに使えるものや、メンズ専用の強いパワーが強みで、連続照射が人気のモデルなどもあります。
ポイント2:「照射パワー」と肌へのやさしさ
効果と肌への負担のバランスを考慮することも重要です。照射パワー(ジュール数)が高いほど効果が期待できますが、その分肌への負担も大きくなります。敏感肌の方は特に注意が必要で、肌への優しさを考慮した機能が充実した製品を選ぶと安心です。
ポイント3:冷却機能など「痛み」への配慮
「冷却機能」は、脱毛時の熱による肌の赤みや炎症を抑えてくれる大事なサポート機能です。高出力でも快適な使用を促してくれます。
また、肌センサーが付いた製品は肌のトーンを検知して適切な出力に自動調整してくれます。痛みの面でも安全面でもケアの質が高まるため、初心者からセルフケア慣れしている方まで、有益な機能です。肌トラブルのリスクを最小限に抑えつつ効果を得たい方は、こうした保護機能が充実したモデルを選ぶとよいでしょう。
ポイント4:照射面積や重量などの「使いやすさ」
日常的に継続して使う上で、使いやすさは重要ポイントです。照射面積が広いほど短時間でケアできますが、顔やVIOなど細かい部位には不向きとなります。
重量とサイズも大事なチェックポイントです。軽くてコンパクトな製品ほど操作しやすく、長時間使っても疲れを感じにくいためです。背中など届きにくい部位をセルフケアしたい場合、持ちやすいデザインかどうかも確認しましょう。
照射頻度も時短につながる大事な要素。フラッシュの間隔が短く、連続照射できる機能があるものだとメンテナンスの効率がアップします。製品によって照射時間は「0.2秒〜1秒程度」までまちまち。全身をケアしたい方は、連続照射機能付きの製品を要チェックです。
コードレスタイプや防水機能があれば、使用シーンが広がります。バスタイムに使えたり、充電式で場所を選ばず使えたりと、ライフスタイルに合わせて使い方の選択肢が広がります。
ポイント5:コストパフォーマンス
長く使うと想定し、コストパフォーマンスを判断材料にすることも大切です。本体価格の相場は、2万円〜12万円程度と価格帯はさまざま。最大照射回数は製品によって異なり、10万〜120万回、無制限の製品もあります。
経済的な観点で比較する際は、「本体価格÷最大照射回数」で1ショットあたりのコストを計算すると分かりやすいでしょう。また、カートリッジ交換式の製品は、交換パーツの価格も考慮します。
サロンやクリニックでの脱毛と比較すると、初期投資が気になることもあるでしょう。一方で、使う人数が多く使う回数も多ければ、長い目で見て家庭用脱毛器の方がコストを抑えられてお得です。目的や予算に合わせて検討して、ベストな選択肢を見つけてください。
【2025年最新】家庭用脱毛器おすすめ10選
今年発売の最新モデルも含め、おすすめの家庭用脱毛器をご紹介します。
Ulike「Ulike Air 10 IPL光美容器」|高出力で時短ケア・初めてにもおすすめ|税込¥64,800
「Ulike Air 10 IPL光美容器」は、世界で累計700万台(*1 )を売り上げたメーカーUlikeの中で、最高出力のモデルです。多くのユーザーが実感する効果として、週に3回の頻度で使った場合、1週間程度で「ツルスベ肌」を実感できます。
ケアに伴う痛みにも配慮。30分使っても16度以下をキープできる冷感技術により、痛みを抑えながらパワフルで安心なケアができます。痛みに敏感な方や初めて脱毛器を使う方にぴったりです。Ulikeは痛みレスのケアが長時間できるのが強みのブランドです。照射中の痛みが不安な方は、ぜひUlikeシリーズに注目してみましょう。
ケアは顔からVIOまであらゆる部位に対応。SHRモードでは、男性のヒゲのような硬くて太い毛にもしっかりアプローチできます。8歳以上から使用可能なので、これ1台あれば、家族全員のムダ毛ケアが可能です。
Ulike 「Ulike Air 10 Pro IPL光美容器」|スキンセンサー付き販売店限定モデル|税込¥63,800
「Ulike Air 10 IPL光美容器」の上位モデルが、商品名に“Pro”がプラスされた「Ulike Air 10 Pro IPL光美容器」です。2025年5月24日発売の販売店限定モデルで、基本性能の高さはそのままに、スキンセンサー機能が搭載されています。
スキンセンサー機能とは、肌のトーンが薄い部分は照射力アップ、逆に濃い部分は照射力を自動で抑えてくれる機能のこと。初めて使うときや、日焼けで水着のあとがくっきり残っているときなど、適切なパワーで効率よく全身のケアができます。
Ulike 「Ulike Men IPL光美容器」|メンズ専用強力モード搭載|税込71,800円
男性のムダ毛ケアに特化して開発された「Ulike Men IPL光美容器」は、太く濃い毛をどうにかしたい男性におすすめです。ダブルランプ&25Jの高出力設計で、ヒゲ、ワキ、スネ、VIOなど、全身の気になる部位を整えます。ダブルランプなら、1回の照射で2回分のパワーが期待できるのも魅力です。個人差はありますが、週に2〜3回程度で変化に気がつけます。
気になる痛みは冷却機能が抑えてくれるので、安心です。さらに効率のよいムダ毛ケアを実現する自動フラッシュ機能もあります。一度ボタンを押せば、一定間隔で光を発射できる時短にぴったりな機能です。黒いボディもかっこいい!
Ulike「Air2 IPL光美容器」時短ケア◎家族でシェア可|税込58,000円
Ulikeのメンズ向けモデル「Air2 IPL光美容器」は、持ちやすく全身のケアがしやすいサイズ感が魅力の一つ。ハイパワーで取り回しよく、全身15分程度で効率よくトリートメントできます。連続照射では0.7秒と時短ケアが可能です。メーカー推奨のトリートメントテストでは、4週間で毛髪密度も長さも約90%減少しています。
5段階のモードはセルフで調節可。剛毛にはレベル5を、腕毛などにはレベルを抑えたケアで肌に優しいケアができるので、女性とシェアすることもできます。使用30分後も冷感15度をキープ。痛みへの配慮も冷却機能があり、万全です。
「Ulike Men IPL光美容器」は全身強い毛のお悩みに、この「Air2 IPL光美容器」はそこそこのメンズのムダ毛のケアにぴったりです。
エムテック「ケノン」|国内製の安心感◎保冷剤必須△|税込79,800円
先端のランプを付け替えて美顔器としても使えるのが、国内で長年人気を誇る「ケノン」。最大35ジュールという家庭用脱毛器でトップクラスの高出力が魅力です。強力なパワーにより、VIOなど太く濃い毛にアプローチします。
連射モードもあり、7㎠のワイド照射も魅力。レベル1〜10の設定が選べ、レベル1で最大300万発の照射ができます。家族3人がMAX10レベルで全身ケアしても10年以上は使用可能。そういった意味では、コスパにも長けています。
ただし、冷却機能が付いていないため、痛みが苦手な方には不向きです。肌のトーンに合わせて自動調整する機能もないため、自分でレベルを調節したり、冷却剤を用意したりする手間が気にならない方におすすめです。
ブラウン「ブラウン シルクエキスパート Pro5」|肌に優しく軽く速い|オープン価格
ブラウンの「ブラウン シルクエキスパート Pro5」は、1cm²あたり6Jという高いパワーを実現。さらに、肌調節機能により部位ごとに異なる肌トーンにも、それぞれ適切なパワーのアプローチも両立しています。連射中でも1照射ごとに調整する技で、質の高いケアが可能です。
VIOにも使いやすいでしょう。ただし、女性は全身使えますが、男性のヒゲには使用できません。自動調節機能で10段階のパワーをコントロールしてくれたり、モードは3つで、アタッチメントも全3つだったりと、女性の鼻下や指などの狭い部分も丁寧なお手入れができます。専用ポーチやカミソリ付き。
「持ち手が太くて握りにくい」といった声もあるので、サイズ感は要確認です。
ブラウン「ブラウン スキンアイ エキスパート Pro7」|AI搭載でまさにサロンケア|オープン価格
「ブラウン シルクエキスパート Pro5」の上位モデルが「ブラウン スキンアイ エキスパート Pro7」です。大きな違いはAI技術を搭載していること。専用の無料アプリがあり、スマホと連携できます。お手入れ状況を学んでくれるので、最適なスケジュールの提案やお手入れ部位の管理が可能で、まさに自宅がサロンに早替わりします!
出力パワーや重さ、使用範囲、照射レベルの設定やお肌の自動調節機能、照射スピードなどその他の機能は基本同じですが、ワイドヘッドが付属するのは上位モデルならではです。
AIがなくても、特に機能面で劣ることはありません。スケジュール面を含め、自分にとってお手入れが全体的に楽にできそうなら選択肢に加えてみてください。
創通メディカル 「Mytrex MiRAY」|DPL&IPLでダブル美肌ケア|税込85,800円
家庭用美容機器を数多く手掛ける創通メディカルの「Mytrex MiRAY」。美容クリニックで人気のDPL(メラニンやヘモグロビンに働きかけやすい種類の波長の光)を採用し、脱毛を肌ケアの一つと位置付け、美肌を目指せます。くすみ感や毛穴が目立つお悩みの方に人気です。
ムダ毛には、23J(1㎠あたり最大6.8J)の高いパワーでアプローチ。電源を入れたら1分後には、照射面が5度以下になり冷感が続きます。照射時の痛みも軽減します。肌の色に合わせて照射できる自動調節機能も搭載。3秒長押しすれば0.5秒の連射モードに切り替わるので、操作もスムーズです。250gと軽いため、全身ケアも楽ちんです。
創通メディカル「MiRAY Air」|コードレスで小回り抜群|税込49,500円
創通メディカルのMytrexシリーズ「MiRAY Air」は、形状が特徴的なガン型で、コードレス。顔や指など狭い部位のケアにも、コードが邪魔になりがちな背中のケアにもぴったりです。
同メーカーの「Mytrex MiRAY」と比較すると、1㎠あたり最大4.7J、アタッチメントなし、肌のトーンを自動検出する機能はないといった弱みはありますが、その分手頃な価格設定です。美肌ケア機能や冷却機能が搭載され、アタッチメントのつけ変えも不要と手軽で本格的な美肌ケアが叶います。「結局買っても使わないかも」という不安がある方や、まずは手軽に脱毛器を試してみたい初心者の方にとって、候補の一つになるでしょう。
パナソニック「スムースエピ スキンクリア」ES-WP9B|税込69,300円
美容家電に強いパナソニックの「スムースエピ スキンクリア」は、2025年3月1日発売されたモデルで、ムダ毛ケアと美肌を両立できるのが特徴。IPLフラッシュで毛先に熱エネルギーを集中照射するムダ毛ケア機能と、小鼻や毛穴の目立ちにくさや透明感に特化した美肌機能の2つが搭載されています。
ハイパワーかつ照射面積7.2㎠で、照射間隔も約0.5秒と短め設計。全身の時短ケアがこれ1台で叶います。肌に押し付けて1回照射できる「ボタンプッシュレス照射」や連続10回までの照射ができる「スライド連続照射」など、ワイドな照射面と操作性を生かしてボディを一気にケアできます。
ただし、冷却機能は付いていません。優しいケアを求める方は、Ulikeのように冷却機能が得意なメーカーの製品をおすすめします。
家庭用脱毛器の正しい使い方と注意点
手に入れた家庭用脱毛器は、正しく使ってこそ最大の効果を得られます。ここでは、正しい使い方と注意点を確認します。
使用前の準備:丁寧なシェービング
家庭用脱毛器のケア前に、必ずシェービングは済ませておきましょう。メーカーごとに異なりますが、前日、あるいはケア直前など、説明内容に合わせて準備をしておきます。ムダ毛が残っていると、本来反応してほしい毛根のメラニンまで光や熱が分散されて届かず、効果が得にくくなってしまいます。
また、毛抜きや除毛クリームの使用もNGです。肌を痛めてしまう可能性があり、照射ができなくなります。シェービング後は肌が敏感な状態なので、保湿も行います。
初めて使うときは、パッチテストを行いましょう。目立たない部分(腕の内側など)で、肌トラブルが起きないか確認しておくことで、安全なトリートメントにつながります。
効果を引き出す使用方法:適切なレベル&適切な頻度
正しい照射方法を守ること、正しい使用頻度を守ることで、効果的なセルフケアができます。
照射するときは、脱毛器の照射面を肌にぴったり密着させ、部位に適したレベルで照射します。通常、毛の薄い部分は弱め、濃い部分や太い部分は強めになるよう、照射レベルが設定されているはずです。初めて使う部位には、弱いレベルから始め、少しずつ強さを調節してみてください。
一般的に、使用頻度は週1〜2回程度が目安です。頻度を上げても効果が早まったり、強まったりするわけではないので、説明書に記載された頻度を守ることが大切です。継続すると、早ければ1週間で「もしかして減った?」という実感を得られることも。2〜3か月程度で変化が見られる方が多いようです。
使用後のケア:クールダウン&保湿
脱毛後のケアも重要です。照射後は肌が熱を帯びた状態なので、肌をクールダウンして炎症を防ぎます。冷却機能がない脱毛器を使用する場合は、冷たいタオルなどを準備しておき、すぐに肌を冷やせるように準備しておきましょう。
クールダウン後は保湿ケアです。脱毛後は肌が乾燥しやすくなるため、たっぷり保湿することで肌トラブルを防ぎます。刺激の少ない無香料の保湿剤がおすすめです。
脱毛当日は肌が敏感な状態なので、日焼けは避けるのがベターです。難しい場合は、UV対策を入念にしておきましょう。入浴時のスクラブによる刺激も避けます。
安全に使用するための注意点
安全に使用するために、いくつかの注意点を守りましょう。
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目の周りや粘膜部分など、使用禁止とされている部位には絶対に照射しない
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ほくろやタトゥー、傷跡などの色素が濃い部分は避ける
これらの部分は光や熱を吸収しやすく、やけどの原因になる可能性があります。脱毛時や脱毛後に肌トラブルが生じた場合は、使用をやめて、症状によって医師への相談をおすすめします。
家庭用脱毛器に関するよくある質問
最後に、家庭用脱毛器について「ぶっちゃけどうなの?」「効果はあるの?」といったよくある疑問とその答えを紹介します。安心して使い続けるための参考にしてください。
Q1:家庭用脱毛器で一生脱毛(永久脱毛)はできる?効果はある?
A:家庭用脱毛器では、永久脱毛はできません。一時的な減毛効果や、継続使用による毛の生えにくさを実感することは可能ですが、医療機関で行われる永久脱毛のような「一生、生えない」脱毛は厳しいです。法律上、毛根の破壊は医療行為となるため、医療機関でのみ対応できます。
また、家庭用脱毛器は安全性を考慮して出力が抑えられています。そのため、完全に毛が消えてなくなるわけではなく、徐々に薄くなっていくイメージです。継続的な使用により、毛の量や太さが減り、自己処理の頻度を減らせるのがメリットです。
Q2:家庭用脱毛器は「がん」になる?
A:安心してください、家庭用脱毛器は正しく使えば体に悪影響はないとされています。
家庭用脱毛器から出る光は、日焼けの原因となる太陽の紫外線とは全く違います。脱毛器の光は毛の黒い部分だけを温めて、毛が生えにくくします。
この光は肌に悪影響を与えないよう作られているので、がんになる心配はありません。安心して使用できます。
Q3:痛みはどの程度ですか?
A:痛みの感じ方は人によって異なりますが、家庭用脱毛器の種類によっても感じ方は異なります。一般的にフラッシュ式は比較的軽度な痛み、レーザー式はやや強い痛み、ローラー式は最も強い痛みを伴うことが多いです。VIOや顔などの皮膚が薄い部位や、毛が濃い部位は痛みを感じやすい傾向にあります。
Q4:VIO部分にも使用できますか?
A:多くの家庭用脱毛器は、プライベートな場所も自宅ならケアしやすい強みを活かして、VIO部分に対応しています。とは言っても、全製品ではありません。使用前に必ず説明書で確認し、特に以下のポイントは重点的にチェックしましょう。
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VIOに対応しているのか
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痛みを軽減しやすいなどのVIO専用設定があるのか
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VIO専用アタッチメントがあるのか
VIO部分は皮膚が薄く敏感。最初は低い出力レベルから始め、徐々に刺激に慣らして使います。また、I(陰部の両脇)については、内側の粘膜部分には使用できません。V(ビキニライン)やO(肛門周り)のみ対応している製品もあります。
VIOは比較的痛みが気になりやすい部位とされています。冷却機能付きの製品や、低刺激のモードが搭載された製品がおすすめです。
Q5:ほくろ部分に家庭用脱毛器を照射しても大丈夫?
A:家庭用脱毛器は、ほくろを避けて照射します。照射すると、光がほくろのメラニン色素に反応してしまい、強い痛みが生じてしまうためです。場合によっては火傷を起こすこともあるため、注意して使いましょう。
万が一、ほくろに照射してしまった場合、すぐに冷やしてください。ほくろへの照射は火傷と同じ状態です。その後痛みが続くようなら、病院で医師の診断を仰ぎます。
Q6:子供や若年層でも使用できますか?
A:メーカーにより異なりますが、多くの家庭用脱毛器は18歳以上を対象としています。一方で、保護者と一緒に使用する場合は18歳未満であっても使用して構わない場合もあるため、購入前に説明書や製品情報で確認するようにしてください。
18歳未満で使用する場合は、必ず保護者の監督のもとで行い、パッチテストもするなど慎重な使い方が重要です。
一例としてUlikeの場合、未成年(8歳〜18歳)の使用については、保護者監督のもとであれば可能です。年頃になるとムダ毛が気になることも多く、子の希望で保護者が購入し、共用で使うといった家族でシェア利用するケースも増えています。一緒に楽しく、安全に使ってみてください。
Q7:サロン・クリニックと比べて家庭用脱毛器はどんな違いがある?
A:サロンやクリニックと比較すると、効果、コスト、手軽さの面で違いがあります。
効果については、医療脱毛や業務用脱毛機器の方が出力が高く、短期間で高い効果を得られる傾向です。永久脱毛がしたい場合、医療脱毛の方が適しています。
コスト面では、初期投資は必要ですが、長期的に見れば家庭用脱毛器の方が経済的な場合が多いです。中でも全身脱毛では、サロンやクリニックでは高額になる可能性があります。
手軽さでは、自宅で好きなタイミングで使える家庭用脱毛器が優位です。予約不要で、通う手間もなく、プライバシーを気にせずケアできるメリットは大きいです。
もともとの毛質、気になる部位、ライフスタイル、予算、求める効果によって最適な選択は異なってきます。それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、納得のいく選択を見つけてください。
最終的に医療脱毛を選択したとしても、何年かして気になる部位が出てきてしまうことも。そんな場合にも、家庭用脱毛器が役立ちます!
家庭用脱毛器おすすめまとめ|自分に合った家庭用脱毛器で効果的にケア
家庭用脱毛器は、自宅で手軽にムダ毛ケアができ、便利です。選び方のポイントを押さえ、肌質や目的に合ったものを選べば、24時間いつでも効果的なケアが可能になります。
紹介した家庭用脱毛器は、それぞれ異なる特徴を持ち、多様なニーズに対応できます。冷却機能や美肌効果など、優先順位に合わせて選んでみてください。
家庭用脱毛器は、定期的にトリートメントすることで、徐々にムダ毛が目立たなくなり、自己処理の頻度を減らせます。使い方の注意点を守りながら、滑らかな肌を目指しましょう。
「結局どれが一番おすすめなの?」「どれを選べばいいの?」
そんな方には「Ulike Air 10 IPL光美容器」や、機能にスキンセンサーがプラスされた「Ulike Air 10 Pro IPL光美容器」をおすすめします!Ulike独自のひんやりして心地よいケアは痛みレス。1週間程度で違いを体感できるため、自然にケアを継続したくなるはずです。
メンズ・レディース・8歳以上の子供にも、親の監督を伴えば使用できます。世界中で最も売れている(*1)Ulikeの家庭用脱毛器を、ぜひお試しください。
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