現在日本では多くの業務用脱毛器が販売されています。

特に初めてサロンを開業する人、サイドビジネスで脱毛を始める人にとって業務用脱毛器選びは1番悩ましいことなのではないでしょうか。

業務用脱毛器選びは脱毛ビジネスの成功と失敗を分ける大きなポイントとなります。

ランキング上位の業務用脱毛器なら間違いないだろうと思って適当に購入すると、アフターフォローが充実していなかったり、希望の施術ができなかったりすることも。

しかし「業務用脱毛器の種類がよくわからない」「どんな基準で選べばいいのかわからない」「メーカー選びの注意点がわからない」という人は多いかと思います。

そこで今回は、初めて脱毛ビジネスを始める人に向けて

  • 業務用脱毛器の種類
  • 業務用脱毛機の選び方
  • 業務用脱毛機の人気おすすめランキング
  • 業務用脱毛機を選ぶときの注意点
  • 注意が必要なメーカーの特徴

を紹介します。

Part1. 業務用脱毛機の種類

現在日本で機械を使う脱毛は「医療脱毛」「レーザー脱毛」「ニードル脱毛」の3種類です。

  • 医療(レーザー)脱毛

レーザー脱毛器を使用し施術します。

レーザーで毛根にある毛を作り出す細胞を破壊し、毛を生えなくするため永久脱毛が可能です。

使用は医療機関のみで許可されており、一般のエステでは導入できません。

  • ニードル脱毛

フロープと呼ばれる針を毛根に差し込み、発毛組織を破壊するため永久脱毛が可能です。

使用には「認定電気脱毛士」という資格が必要となりますが、エステでも導入できます。

しかしニードル脱毛を導入している店舗は少なく、知名度は低いと言えます。

  • 光(フラッシュ)脱毛

フラッシュ脱毛器を使用し施術します。

メラニン色素(毛の黒い色素)に反応するフラッシュにより発毛組織の働きを抑制し、毛を生えにくくします。

使用には特に資格や許可は必要ないため、一般的なエステサロンでの使用が可能です。

なお、光(フラッシュ)脱毛で使用する業務用脱毛器には「IPL」「SHR」「SSC」の3種類があります。

  • IPL

「インテンス・パルス・ライト」の略で、メラニン色素(毛の黒い色素)に反応するフラッシュで発毛組織にダメージを与え、毛を生えにくくします。

  • SHR

「スーパー・ヘア・リムーバル」の略で、発毛を促進する、毛包アプローチする脱毛方法(蓄熱式脱毛)です。

メラニン色素ではなく、毛包全体に熱を連続で蓄熱し毛を生えにくくします。

  • SSC

「スムース・スキン・コントロール」の略で、イタリアのDEKA社が開発した脱毛方法です。

脱毛用のジェルを塗った肌に照射することでジェルを毛穴に浸透させ毛を生えにくくします。

それぞれの照射間隔やメリットデメリットを以下の表にまとめました。

光脱毛の種類

施術間隔

メリット

デメリット

IPL

2~3カ月

l 濃い毛、太い毛に効果的

l 脱毛期間が短い

l 痛みがある

l 日焼けした肌や色素が濃い肌には照射できない

SHR

いつでも可能

l 痛みが少ない

l ほくろや日焼けした肌にも照射できる

l 脱毛期間が長い

SSC

1カ月半~2カ月 

l 肌に優しい

l 美肌効果がある

l 脱毛期間が長い

上記の内容を参考にし、自分の店舗のコンセプト(肌に優しい・早く効果が出るなど)やどんな施術をしたいか考え、導入する業務用脱毛器を選びましょう。

Part2. 業務用脱毛機の選び方

現在日本では様々な業務脱毛器がリリースされており、どれを選ぶか迷う人が多いかと思います。

値段や業務用脱毛器の種類だけで導入する業務用脱毛器を決めてしまうと、後に思わぬトラブルに繋がることも。

業務用脱毛器は

  • 安全性と保証内容
  • マシンの大きさや電気工事が必要か
  • 導入時サポートとアフターフォロー
  • メーカーの実績
  • メニュー内容
  • 施術時間
  • ランニングコスト
  • リース・レンタル可能か

を重視し選びましょう。

①安全性と保証内容

業務用脱毛器の安全性は最重要ポイントです。

機械が熱を持った際に自動で照射を停止する機能があるか、これまでに肌トラブルが報告されていないか確認しましょう。

また保証期間が長い機械はそれだけ故障しにくい業務用脱毛器だといえます。

機械の故障はお店の営業に大きくかかわるため、修理料金や返金保証の内容も併せて確認しましょう。

②マシンの大きさや電気工事が必要か

マシンの大きさも重要な業務用脱毛器選びのポイントです。

機械が大きいと修理に出す際に梱包ができなかったり、部屋の大きさに合わず圧迫感が出てしまったりすることがあります。

また、日本の電圧は100Vなため、200Vの海外製業務用脱毛器を導入する際は電気工事が必要となります。

業務用脱毛器を選ぶ際は、施術室対して業務用脱毛器が大きすぎないか、電気工事が必要かを確認しましょう。

③導入時サポートとアフターフォロー

業務用脱毛器導入時には使い方などのレクチャー、支払い対応を丁寧にしてくれるか確認しましょう。

また、定期点検の有無、万が一機会が故障してしまった時の対応などのアフターフォローが充実しているかも重要なポイントです。

④メーカーの実績

実績の多いメーカーにはサロンに選ばれ続ける理由があります。

実績の多いメーカーは導入のサポートがスムーズ、定期点検の丁寧さなど、これまでの実績を活かしたサービスを提供してくれることが多いです。

業務用脱毛器を導入する際は、メーカーの契約サロン数や口コミなどをチェックしましょう。

⑤メニュー内容

業務用脱毛器には脱毛機能だけでなく、フェイスケア・バストケア・ボディメイク機能など脱毛以外のメニューが搭載されているものがあります。

メニューが豊富であればあるほど提案数を増やすことができ、収益を増やしやすくなります。

またメニューが豊富であればリピート率や新規顧客獲得の可能性が上がるため、よりお店の営業が軌道に乗りやすくなるでしょう。

⑥施術時間

施術の時間はお店の評判に関わるポイントです。

業務用脱毛器には単発式と連射式があり、連射式の方が短い時間で施術できます。

しかし連射式でも1ショットのパワーが弱い場合、時間とコストがかかるうえに脱毛の効果が出にくくなります。

連射式の業務用脱毛器を選ぶ場合、1ショットのパワーを確認しましょう。

⑦ランニングコスト

業務用脱毛器のランニングコストはランプの交換費用と1ショットあたりにかかる金額で決まります。

1ショットあたりにかかるコストの相場は0.1円~1.2円ほどです。

全身を脱毛する際に必要なショット数は2,000~3,000ショットと言われているため、200円~3,600円かかることとなり、大きな差が出ることがわかります。

コストが安ければ安いほどいいというわけではありませんが、業務用脱毛器を導入する際はランニングコストを確認しましょう。

⑧リース・レンタル可能か

業務用脱毛器の導入方法は購入だけではなく、リースやレンタルをする方法もあります。

リースやレンタルができる場合、最新の業務用脱毛器を導入しても初期費用を抑えられます。

初めてサロンをオープンする人やビジネス失敗のリスクを抑えたい人は、リースやレンタルができる業務用脱毛器を選びましょう。

Part3. 業務用脱毛機の人気おすすめランキング11選

業務用脱毛器の人気おすすめランキングを紹介します。

1位CUBE DUO-PRO

CUBE DUO-PROはハイパワーの出力でメンズ脱毛にも対応できる業務用脱毛器です。

さらに最近注目が高まっている子供用モードも搭載されており、幅広い客層に対応できます。

持ち運びできる大きさなので出張エステにも活用できます。

タワー型でスリムなフォルム、高速処理できる連射式が特徴です。

  • 本体価格:1,980,000円(税抜)
  • 1ショットあたりの価格:46円
  • 脱毛スピード:1秒間に3発連射

2位CLEAR/SP-ef

CLEAR/SP-efは、従来のSHRの出力を落とさずに連射できるTHRモードを搭載した業務用脱毛機です。

メンズ・レディース・子供モードを搭載しているため、1台で幅広い客層に対応できます。

冷却能力が安定しており、痛みを軽減しているため施術のストレスが少ないことも特徴です。

  • 本体価格:2,380,000円
  • 1ショットあたりの価格:18円
  • 脱毛スピード:全身脱毛20分

3位epi Move

epi Moveは1回の照射で毛根にアプローチできるパワーが特徴です。

そのため肌を往復して照射する必要がなく、肌の負担も少ないです。

SHR・IPLの2種類から脱毛方式が選べるため、幅広い肌質や毛質に対応できます。

導入後の研修からフォロアーアップ研修や施術講習、さらには販促ツールの提供もおこなっており、アフターフォロー制度が充実しています。

  • 本体価格:250万円
  • 1ショットあたりの価格:24円
  • 脱毛スピード:全身脱毛12分

4位BYMACH

BYMACHはIPL・SHRモードを搭載した業務用脱毛機です。

アフターサービスが充実しており、1年間使用し万が一脱毛効果が無かった場合は全額返金や返品ができます。

また、BYMACHはこれまでの実績を活かしたコンサルや技術サポートを実施しているため、BYMACHを導入したサロンの廃業率が0%なのも特徴です。

  • 本体価格:8万円
  • 1ショットあたりの価格:2円
  • 脱毛スピード:全身脱毛15分

5位ルネッサンスGTR

ルネッサンスGTRはコンパクトで軽量かつ静音なのが特徴の業務用脱毛器です。

コンパクトかつ軽量なため、エステティシャンが操作しやすく、静音なためお客様にリラックスしてもらいやすいことが特徴です。

また、導入後の講習や情報発信、店舗の運営サポーがあり、アフターフォローが充実していることも魅力です。

  • 本体定価:429万円
  • 1ショットあたりの価格:単発照射6円、スライド照射0.4円
  • 脱毛スピード:全身脱毛40~60分

6位ルミクス-A9

ルミクス-A9はローランドさんが経営するメンズ脱毛サロンにも導入されている業務用脱毛機です。

1ショットあたりの価格が0.1円と非常に安く、初期費用を早く回収できることが特徴です。

「痛みが少ない」、「日焼けしていても施術を受けられる」という口コミが多く、超高速連射もできるため機能面が優れていることがわかります。

  • 本体価格:480万円
  • 1ショットあたりの価格:1円
  • 脱毛スピード:1分間600ショットの超高速連射

7位Masterlight

Masterlightはハイパワーを維持したまま照射ができる業務用脱毛機です。

痛みの少ない高速施術が可能なS-IPL機能が搭載されていることが特徴で、設計から組み立てまで日本で行われている完全剋段業務用脱毛器なため、安心して施術ができます。

さらに万が一故障がした場合には1時間以内に対応してくれるアフターフォロー体制も魅力です。

本体定価:490万円

1ショットあたりの価格:0.56円

脱毛スピード:全身脱毛20~30分

8位Cairnlight

Cairnlightも特徴は、とにかくコンパクトなことです。

ワゴンに乗せて移動できるほど小さく軽いため、小さい業務用脱毛器を求めている人、小スペースのエステサロンに向いています。

大きさはコンパクトながらも、パワーやスピードは他の業務用脱毛機に劣らないスペックを持っています。

  • 本体定価:公式ページに記載なし
  • 1ショットあたりの価格:6円
  • 脱毛スピード:全身脱毛15分

9位VERTEX

VERTEXはメンズ・レディース問わず使える業務用脱毛機です。

脱毛以外のメニューが豊富で、フェイシャル・ヒップ・バストケアができ、様々な美容のケアの提案ができるのが魅力です。

またVERTEXは「日本エステティック振興協議会(JEPA)」、「日本エステティック工業会(JEIA)」から安全性を認定されており過去に大きな施術トラブルが少ないことが特徴です。

  • 本体定価:公式サイトに記載なし
  • 1ショットあたりの価格:32円
  • 脱毛スピード:公式サイトに記載なし

10位OLTRE DUE

OLTRE DUEは脱毛器メーカーの大手ウィズ・アスが販売する業務用脱毛器です。

サイズがコンパクトなことが特徴で、狭い施術室でも圧迫感を与えない設計になっています。

リースやレンタルが可能で、支払い方法も分割払いができるため、初期費用を抑えたい人におすすめです。

  • 本体定価:公式サイトに記載なし
  • 1ショットあたりの価格:公式サイトに記載なし
  • 脱毛スピード:全身脱毛60分

11位PEGASUS PRO

ペガサスは「高性能なマシンをリーズナブルな価格で」をモットーに株式会社富士美容器が開発した業務用脱毛機です。

株式会社富士美容器はエステサロン「Salon Laprus」を直営しており、サロン経営者やエステティシャンの気持ちを理解した製品づくりを行っている実績のあるメーカーです。

  • 本体価格:341万円
  • 1ショットあたりの価格:15円
  • 脱毛スピード:公式サイトに記載なし

Part4. 業務用脱毛機を選ぶときの注意点3つ

業務用脱毛器を選ぶときの注意点を紹介します。

□ 中古の脱毛機を購入するとサポートが受けられない

脱毛サロンを始める際に初期費用なるべく抑えたいと思うことは当然です。

しかし初期費用を抑える方法として、中古の業務用脱毛器を購入する場合には注意が必要です。

中古の業務用脱毛器は新品を購入するよりも安価ですが、保障がなかったり、サポートを受けられなかったりする可能性があります。

初期費用を抑えるのならばリースやレンタルを利用する方法もあるため、慎重に検討しましょう。

□ 本体価格やランニングコストが安くてもアフターフォローが充実していないとNG

脱毛サロンを始める際に初期費用を抑える方法として、本体価格やランニングコストが安い業務用脱毛器を選ぶという方法があります。

しかし初期費用が抑えられても故障した時のアフターフォローが充実していなければ、お店にとってマイナスになってしまいます。

例えば故障した際の対応が遅ければ予約キャンセルしなくてはならない可能性がありますし、修理費が高額であれば初期費用が安くても結果的に高い費用が掛かってしまうこともあります。

そのため価格やランニングコストだけで業務用脱毛器を選ぶことは大変危険と言えます。

□ 純国内産を謳っている業務用脱毛器でも部品は海外産を使っている場合がある

海外製の脱毛器に不安を覚える人は多いかと思いますが、必ずしも品質が悪かったり、性能が悪かったりするわけではありません。

海外製の業務用脱毛器にも高品質、高性能なものがあり、照射の設定を日本人の肌質に合わせられるものもあります。 

しかし注意が必要なのが国内生産を謳っている商品でも、部品を海外から取り寄せ、日本で組み立てをしている業務用脱毛器もあるということです。

海外製の業務用脱毛器は品質や性能が悪いとは言いませんが、純国内産の業務用脱毛器を導入したい場合は部品の生産地まで確認しましょう。

Part5. こんなメーカーには注意!

業務用脱毛器を購入する際に、注意が必要なメーカーの特徴を紹介します。

・白髪や産毛でも脱毛可能と謳っている

エステサロンで使われている業務用脱毛器は資格なしで使えますが、その分パワーに制限があるため、白髪や産毛に効果は期待できません。

しかし「白髪や産毛までケアしたい」というニーズは一定数あるため、白髪や産毛まで脱毛できると謳っているメーカーが稀に見られます。

万が一そういったメーカーに出会ったら、白髪や産毛にまでアプローチできる根拠の提示を求めましょう。

・導入サロン数が少ない

導入サロンの数でメーカーの実力が全て図れるわけではありませんが、確実に一つの指標にはなります。

極端に導入サロン数の少ないメーカーは品質や性能の低い業務用脱毛器を販売していたり、アフターフォローやサービスが充実していなかったりする可能性があります。

極端に導入サロン数が少ないメーカーはその理由を探すと、悪質なメーカーの業務用脱毛器を購入せずに済みます。

Part6. まとめ

今回は

  • 業務用脱毛器の種類
  • 業務用脱毛機の選び方
  • 業務用脱毛機の人気おすすめランキング
  • 業務用脱毛機を選ぶときの注意点
  • 注意が必要なメーカーの特徴

を紹介しました。

業務用脱毛器選びは脱毛ビジネスの成功と失敗を分ける大きなポイントとなります。

インターネットの情報だけではなく、実物を見る、可能であればレンタルやリースを利用するなどして慎重に選びましょう。