美しい素肌を目指して、家庭用脱毛器を検討されている方も多いのではないでしょうか。「プライベート空間で永久脱毛ができたら」そんな願いを抱きながら、さまざまな商品情報や口コミを見比べている方もいらっしゃるかもしれません。

本当のところ、家庭用脱毛器で永久脱毛は可能なのでしょうか?この記事では、そんな素朴な疑問からおすすめモデルまで、わかりやすく解説していきます。

 

Part2. 家庭用脱毛器で永久脱毛できない理由

  • 理由1. 出力パワーの制限
  • 理由2. 法的規制の問題
  • 理由3. 技術的な限界
  • メリット1.毛量を減らせる
  • メリット2.プライバシーを確保できる
  • メリット3.長期的には節約になる可能性がある
  • メリット4.場所も時間も選ばない
  • デメリット1.永久脱毛はできない
  • デメリット2.変化を感じるまで時間がかかる
  • デメリット3.毛が硬くなるリスクがある
  • デメリット4.肌質や毛質によって効果に差がある
  • Ulike「Air 10 IPL光美容器」|痛みレスでサロンのようなケアが可能
  • Ulike「Air 10 Pro IPL光美容器」|スキンセンサー機能でタイパ◎
  • ケノン「 光美容器(KE-NON)」|カスタマイズで自分好みのケアを実現
  • Q1:家庭用脱毛器は皮膚がんになりますか?
  • Q2:自身で行うセルフ脱毛で、永久脱毛はできますか?
  • Q3:家庭用脱毛器でVIOの脱毛はできますか?

家庭用脱毛器で生えなくなるの?永久脱毛との関係性

「家庭用脱毛器で永久脱毛できる」という表現を見かけることがあります。結論から言うと、家庭用脱毛器では真の意味での永久脱毛は実現できません。

永久脱毛とは、毛が二度と生えてこない状態を指します。家庭用脱毛器では一時的な減毛効果は得られるものの、完全に毛が生えなくなるわけではないのです。

Yahoo!知恵袋などの質問で「家庭用脱毛器で永久脱毛できた」という体験談を見かけることがあります。この場合は、「毛が目立たなくなった」「自己処理の頻度が減った」という状態を指していることがほとんど。本当の永久脱毛とは効果が異なります。

購入前には正しい知識を知っておくことが大切です。

家庭用脱毛器で永久脱毛できない理由

なぜ家庭用脱毛器では永久脱毛が実現できないのでしょうか。主な理由を3つ説明します。

理由1. 出力パワーの制限

家庭用脱毛器は安全面を考慮し、医療機関で使用される脱毛機器と比べて出力が大幅に制限されています。一般の方が自宅で使用しても火傷などのトラブルが起きないよう安全な設計です。そのため、毛根を完全に破壊するほどのパワーはありません。

理由2. 法的規制の問題

日本では、毛根を完全に破壊する行為は医療行為と定められています。つまり、医師による医療脱毛のみが永久脱毛と言えるのです。家庭用脱毛器やエステサロンでの施術は、医療行為に当たらない範囲での「減毛」や「抑毛」という位置づけになります。

理由3. 技術的な限界

家庭用脱毛器の多くはIPL(光)方式やレーザー方式です。プロが使用する医療用レーザー脱毛機と比べると、光の波長や照射方法が異なります。そのため、毛乳頭という毛の発生の根源部分を破壊することはありません。ダメージを与える形となり、一時的な効果に留まります。

家庭用脱毛器のメリット

永久脱毛には至らないものの、家庭用脱毛器は人気です。どのようなメリットがあるのか紹介します。

メリット1.毛量を減らせる

カミソリや除毛クリームと違い、毛の再生サイクルに働きかけ、毛量を減らします。自己処理の頻度も低めることが可能です。

メリット2.プライバシーを確保できる

身体を人に見られることなく、マイペースで好きな時間に処理できるのは大きな魅力です。特にVIOなどのデリケートな部位は、セルフケアなら恥ずかしさを伴いません。

メリット3.長期的には節約になる可能性がある

一度購入してしまえば、何回でも使用できます。都度支払いが必要なエステや医療脱毛に通うよりも、最終的には費用を抑えられる可能性もあり、経済的な選択肢となるでしょう。

メリット4.場所も時間も選ばない

予約不要で、自分の好きなタイミングで使えます。忙しい方にも便利です。

家庭用脱毛器のデメリット

デメリットを購入前に知っておくと、安心です。

デメリット1.永久脱毛はできない

最大のデメリットは、永久的な効果が得られないことです。使わなくなれば、徐々に元の状態に戻ります。

デメリット2.変化を感じるまで時間がかかる

医療脱毛と比べて出力が抑えられています。継続使用によって、徐々に変化を実感できるようになります。

デメリット3.毛が硬くなるリスクがある

出力が弱い脱毛器で処理を続けると、逆に毛が太く硬くなる「硬毛化」が起きるリスクがあります。脱毛器ごとに定められた使用頻度があるので、必ず守るようにしてください。

デメリット4.手が届く範囲が限られる

自己処理の場合、背中など手が届きにくい部分の照射は難しいものです。家族や知人に手伝ってもらうとよいでしょう。

おすすめの家庭用脱毛器

家庭用脱毛器の種類によって、効果や痛みが違ってきます。ここでは、人気の家庭用脱毛器をピックアップしてご紹介します。

Ulike「Air 10 IPL光美容器」|痛みレスでサロンのようなケアが可能

世界で最も売れている光美容器ブランドUlikeの「Air 10 IPL光美容器」は、とにかく痛みが少ないのが特徴。その秘密は「3.0サファイア冷感技術」にあります。照射後はひんやりするので、痛みレスです。

一回の照射で4回連続でフラッシュが続く「SHRモード」を使って、濃いめの毛であってもケアできます。しかも肌への負担が少ない安心設計となっています。ダブルランプでパワーもあり、VIOや男性の髭にも対応しています。初めての方や、家族で使い回したい方におすすめです。

Ulike「Air 10 Pro IPL光美容器」|スキンセンサー機能付きでより安心

より短時間で結果を得たい方は、同じくUlikeの新製品「Air 10 Pro IPL光美容器」がおすすめです。「Air 10 IPL光美容器」の機能をベースに、肌のトーンに合わせてパワーを自動調整するスキンセンサー機能がプラスされています。

肌の色が薄い場合は出力アップ、濃い場合は照射力を自動で弱められるので、どんな部位のケアも安心です。効率的で、時短にもなるでしょう。こちらは、実際に店舗で体験して使い心地を確かめられる家電量販店で購入できるモデルとなります。


なお、ご紹介した2つのUlike製品は、付属のゴーグルを付けて照射します。

ケノン「 光美容器(KE-NON)」|カスタマイズで自分好みのケアを実現

ケノンの家庭用脱毛器はカスタマイズ性が強みです。部位に合わせてパワーを調節(1〜10レベル)したり、連射数を選択(1ショット、3ショット、6ショット)したりでき、自分にあったケアができます。VIOにも対応可能です。

照射面積が広く(3.5cm×2.0cm=7㎠)、片足なら28ショット程度でお手入れが完了します。ただし、冷却機能は付いていないため、痛みが苦手な方は注意が必要です。なお、カートリッジを交換すると、美顔器としても使用でき、美肌ケアとしても併用できます。

セルフ脱毛でよくある質問

セルフ脱毛でよくある質問とその答えには、安心して使うためのヒントがあります。ここでは3つ、紹介します。

Q1:家庭用脱毛器は皮膚がんになりますか?

A:家庭用脱毛器を正しく使用している限り、現時点で発がん性は報告されていません。家庭用脱毛器で使われる光(IPL等)は、紫外線とは異なり、発がん性はないとされています。

Q2:自身で行うセルフ脱毛で、永久脱毛はできますか?

A:残念ながら、セルフ脱毛器では永久脱毛はできません。法律上、永久脱毛は医療行為とされており、医療機関で行う医療脱毛に限定されています。

Q3:家庭用脱毛器でVIOの脱毛はできますか?

A:機種により、VIOの脱毛に対応しているものと、そうではないものがあります。用途に応じたタイプを選ぶようにしてください。

まとめ

家庭用脱毛器では永久脱毛はできません。しかし、継続的な使用により、自己処理の頻度を減らせるため、使うメリットは十分にあります。永久脱毛を希望される場合は医療機関での脱毛を検討しつつ、日常的なケアには家庭用脱毛器を活用する、というバランスが理想的かもしれません。

家庭用脱毛器を選ぶ際は、求める効果はもちろんのこと、使いたい部位、痛みの程度など、使用するイメージを膨らませながら検討してみましょう。口コミなども参考に、使いやすい機種を探してください。正しい知識を持って適切に使用すれば、家庭用脱毛器により、十分に満足のいく結果が得られるはずです。

痛みレスなケアができるUlikeの家庭用脱毛器は、初心者の方でも安心して使用できます。ぜひ世界で最も売れている(*1)家庭用光脱毛器ブランドUlikeのアイテムを体験してみませんか。

*1 フロスト&サリバン調べ:2023年世界の光美容器の小売販売台数から算出。2024年10月に実施された調査に基づく。 光美容器とは、レーザーやIPLといった技術を利用して無駄毛を処理する美容機器を指す